Buono! マニアッQ

先日、友人を助手席に乗せて車を走らせていました。カーステレオから流れるのはBuono! の1stアルバム『Cafe Buono!』。友人はわたしの知る限りハロプロには興味がないし、その楽曲を聴いたことすらほとんどないような人物です。しかしアルバムが二巡したころ（長時間のドライブでした）、友人は音楽に合わせて鼻歌を歌いはじめました。わたしは「それみたことか」とうれしくなりました。そして、クイズの神様の天啓を受けたのです。

「これ、何人で歌っているでしょうか？」

これはなかなかよい問題だと思ったので、さっそく友人に投げかけました。友人の答えは「7人？」。
この友人の解答から導かれる可能性があるものをザッと挙げると以下のようになるでしょうか。

• Buono! の歌唱力は7人分！！！！
• 友人の聴覚はたいしたことはない。
• そもそも、人間はこの種の聞き分けを不得手とする。
• 友人は適当に答えた。つまり「つまらない問題だな」と思ったか、別に集中したい考えごとがあった。
• 友人は熱烈なBuono! ヲタであることを悟られまいとしてわざとハズした。
• 『Cafe Buono!』にはコーラスなどを含めると実は7人の歌い手が参加している。
• わたしのかつぜつが不明瞭で、「これ、何人で歌っているでしょうか？」が全然別の言葉に聞こえてしまった。
• 「7人？」は友人のひとりごと。
• 友人は真剣に答えたのだが、ちゃんと音楽を聴いて答えたのではなく、「『何人で歌っているでしょう？』が問題になるくらいなら、わりと大人数なのだろうな」というふうな観点から答えた。

わたしは「Buono! の歌唱力は7人分！！！！」を採用して（というかその場ではこれしか思いつかなかっただけですが）、ふふんと鼻を鳴らし、「3人だよ」と言ったのでした。

Cafe Buono!